ごあいさつ
第7回ピアノWeb発表会にお越しくださいまして、誠にありがとうございます。
ご参加、ご視聴いただきました皆様のおかげで発表会を開催することができました。
今回のプログラムは【第一部 子どもたちへプレゼント】【第二部 水の世界】となっております。
【第一部 子どもたちへプレゼント】では子どもたちにプレゼントしたい作品はもちろん、
『人形』や『アニメ』などプレゼントしたいものがモチーフになった作品までさまざまな作品を選曲し演奏いただきました
【第二部 水の世界】では海、湖、川/河はもちろん、雨などの自然現象、海の生き物など『水の世界』を連想させる作品を選曲し演奏いただきました。
日頃の練習の成果を皆さまに聴いていただけますと幸いです。
PROGRAM ~子どもたちへプレゼント~
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【曲名】:6つのソナチネ 第1番 ハ長調 Op.55-1 第1楽章
【作曲家】:クーラウ
【コメント】:ソナチネアルバムの4番の曲です。子どもの頃に弾いた方も多いのではないでしょうか。
私自身は、ソナチネアルバムを習うことはないと思っていましたが先生のすすめで3月からやり始めて、これが1曲目でまだ練習中です。
弾き始める前に緊張を抑えようとしているところが入ってしまいましたが、カットすると音がずれてしまうため、そのままにしました。それも発表会らしいかな。
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【曲名】:サラバンド
【作曲家】:ギロック
【コメント】:先生がブルクミュラーを習っていた子供の時に好きになった曲だそうです。<
弾いていると、ウクライナのことを考えてしまいます。戦争が世界からなくなりますように・・。
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【ピアニスト】:ルーパーエッグさん
【曲名】:ひょっこりひょうたん島
【作曲家】:宇野誠一郎
【コメント】:キッズ「ワンピース!鬼滅!呪術廻戦!」昭和の爺「負けてられん…ワシを熱くさせた少年活劇見せてやる」
↑ということで、掲示板での一時期定型的であったスレッドタイトルを今回のテーマにあてはめて模倣してみました。昭和の爺とは私のことです。小原孝さんのアレンジで演奏しました。「やつらの足音のバラード」はアニメ「はじめ人間ギャートルズ」のエンディングです。こちらのアニメ自体の内容は、全く記憶に残らないものでしたが(園山先生ごめんなさい)、エンディングの曲は放映時間であった日曜の夜の寂寥感とよくマッチしていた名曲で、最近でも多くの一線級アーティストによってカバーされております。 動画2本目の3曲まとめた演奏では、かなりやらかしておりますが、リラックスして弾けた勢いのある演奏でしたので(自分比)、一発撮りのこちらの動画をアップさせていただきました。
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【ピアニスト】:ルーパーエッグさん
【曲名】:ムーミンのテーマ ~ やつらの足音のバラード ~ 宇宙戦艦ヤマト
【作曲家】:宇野誠一郎 ~ かまやつひろし ~ 宮川泰
【コメント】:同上
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【曲名】:ロシアの農民の女の子
【作曲家】:セルゲイ・ボルトキエヴィチ
【コメント】:作曲者のセルゲイ・ボルトキエヴィチは、ロシア帝国時代のハルキウ(現ウクライナ)のポーランド系の家で生まれ育ち、サンクトペテルブルクで音楽を学びました。彼の人生には第一次世界大戦、ロシア革命、第二次世界大戦により、国を追われ、住処を失い、逃げ延び、亡命して、という困難が幾度も訪れました。「ロシアの農民の女の子」は「マリオネット(人形劇)」という子供向けの小品集に収められています。出版は第二次世界大戦中ですが、スターリンの圧政により苦しめられたロシア(現ウクライナ)の農村の風景を歌にしているのかもしれません。(勝手な推測です)最後の4小節はDing‐Dong、 Ding‐Dongと鳴る正教会の鐘の音のようです。
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【ピアニスト】:もとブラス娘さん
【曲名】:インベンション第一番
【作曲家】:J.S.バッハ
【コメント】:言わずと知れた皆さん御存じの、インベンションの第一番です。
バッハの長男、ヴィルヘルム・フリーデマンの教育用に書かれた作品群。曲が与えられた当時、フリーデマンは9歳だったといいますから、余程優秀な子供だったのか、バッハ先生がスパルタだったのか。。。(笑)
こちらも拙い演奏で、装飾音を入れない演奏になってしまいましたが、お聴き頂ければ幸いです。
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【ピアニスト】:もとブラス娘さん
【曲名】:「子供のためのアルバム 作品68」より 第4曲「コラール」
【作曲家】:シューマン
【コメント】:今回の発表会用の動画2曲をアップした頃、ロシアがウクライナに攻め入りました。 涙を流して、爆撃で目が覚めた、と言っていた女の子。たったひとりで、1000キロの道のりを隣国へと避難してきた男の子。
今回の発表会が公開される頃には、どうしているんでしょうか? 戦闘が終わっている事を、祈るばかりです。
「子供のためのアルバム」には、シューマンが音楽を学ぶ子供たちに、座右の銘として、心がけて欲しいことをまとめたページがあります。音楽の技術面のみでなく、人間としてバランスのとれた成長をして欲しいという、シューマンの子供たちに向けた眼差しが見て取れます。
次の世代を作っていく子供たちに、音楽はじめ世界中の文化や芸術を、安心して楽しめるような世の中を、大人は作っていかなければいけませんね。
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【曲名】:Happy Birthday to You
【作曲家】:Gilock
【コメント】:選曲理由は、あまり難しくなさそうで、かつ、子供たちにも喜んでもらえそうだったから。
曲の解説:出版は2015年ですが、編曲が行われたのは1987年。全米ピアノ教師協会繋がりの友人が30歳で父を亡くした際に、同協会繋がりの仲間が彼に曲を進呈。
そのうちの1曲となります。編曲された当初は出版予定ではなかったということで、出版時期が編曲から30年後となっています。
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【曲名】:お祖母様が撫でてくれる
【作曲家】:セヴラック
【コメント】:セヴラックの小品集「休暇の日々から」 第1集から第1曲を選びました。
この作品集の7曲はすべてセヴラックの甥や姪、親しい友人のこどもたちに献呈されているそうです。この曲は「姪カセット・ド=ボンヌフォワに捧げる」と書かれており、こみ上げるような優しさに包まれた素朴な雰囲気がとても気に入りました。
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【曲名】:トロイメライ
【作曲家】:シューマン
【コメント】:子供達へのプレゼント(?)で、「子供の情景」より、トロイメライ(夢)を選びました。フレーズが重なりあって響いては消えていく作りが、ドリーミーな感じがします。これは、子供の無邪気な夢というよりは、大人の記憶の中にある子供時代、美しくて、愛に満ちていて、2度と戻らない良い時代のことだったのかなと、勝手に想像します。ぜんぜん子供へのプレゼントじゃないやんですが、ちょうどタイムリーにトロイメライ勉強になるから、やってみようとのことで、レッスンで取り組んだところでした。確かに子供の情景も奥深いですね。大人のレッスン向けかもしれません。
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【ピアニスト】:BB鉛筆さん
【曲名】:ビューティフル・ネーム
【作曲家】:タケカワユキヒデ
【コメント】:1979年のユネスコ国際児童年に協賛して作られたのがこの歌です。この世に子供が生まれて、親が最初にプレゼントするのが「名前」。一人に一つずつ名前があるように、それぞれの子どもが幸せに生きられるように、という願いをこめて作られた歌。「世界の子ども」というショートフィルムと一緒に、テレビで流れていたのを覚えています。当時の大人が、子どもにプレゼントしたかった世界に、少しは近づいたのかな…。
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【ピアニスト】:BB鉛筆さん(1st)、いーさん(2nd)
【曲名】:お人形
【作曲家】:ビゼー
【コメント】:ビゼーの連弾曲集「子どもの遊び」の中から、「お人形」です。副題は「子守歌」となっています。赤ん坊のころ、子守歌を聞きながら眠りについたのを思い出しながら、自分のお人形に歌ってあげているイメージでしょうか。 大人だって、時には子守歌で眠りにつきたいですよね(?)。
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【曲名】:「子供の情景」1.街路での叫び
【作曲家】:モンポウ
【コメント】:急遽、選んだ曲です。モンポウの作品を弾くのも初めてだし、こういう曲を選んだのも初めてです。短い曲なのですが、どういう風に弾いたらよいのか分からなかったです。
多分、響きを意識して弾かないとダメなような気がします。手の故障により中途半端な出来になったのが残念です。
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【曲名】:宇宙戦艦ヤマト
【作曲家】:宮川 泰(編曲:久木山 直)
【コメント】:子どもたちに見てほしいアニメ「宇宙戦艦ヤマト」という事で、以前からずっと気になっていたアレンジを選びました。私が今まで弾いたポピュラーの中でダントツに難しかったです。
弾けない箇所が多々あり、すご~くごまかしながら弾いています。このアレンジは物語性があり、なかなか素敵な宇宙戦艦ヤマトだと思います。余談ですが、このアレンジとは別に「ベートーヴェンのスタイルによる宇宙戦艦ヤマト」も練習していました。
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【曲名】:こどものアルバムより『ウィンナーワルツ』
【作曲家】:ギロック
【コメント】:今回はじめてピアノ三重奏(ピアノ/ヴァイオリン/チェロ)に挑戦しました。
音量が足りず、テンポも(ほかの楽器に左右されて)定まらず残念な演奏ですが、ピアノソロよりは華やかで社交界の雰囲気になりました
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【曲名】:言葉のないロマンス
【作曲家】:モシュコフスキ
【コメント】:モシュコフスキの「10のかわいい小品(作品77)」より第3曲「言葉のないロマンス」です。タイトルは「無言歌」と訳されることも多いです。
「10のかわいい小品」は「こどものための」と銘打ってはいませんが、明らかに、小さなピアニストたちを対象に書かれた曲集だと思われます。こどものための曲だからといって一切手を抜くことなく、テクニックや手の大きさなどの点で大いに作曲上の制約があることを感じさせない、魅力的な作品ぞろいです。
この曲も、シンプルながら美しいメロディーと繊細な和声進行を持っており、弾いていて優しくあたたかい気もちになれました。
録音は、お気に入りの楽器店のカワイグランドピアノで。
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【曲名】:Dancing Queen
【作曲家】:アバ
【コメント】:コロナ、戦争、地震、気象災害と大変な時代ですが、勇気と希望を持って生きてもらいたい、そんな願いを込めて弾きました。ミスは多いけど勇気を持って、思い切って弾きました。
PROGRAM ~水の世界~
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【曲名】:ベニスの舟歌作品30の6(「無言歌集」より)
【作曲家】:メンデルスゾーン
【コメント】:「水の世界」がテーマということで、水の都、ヴェネチア(ベニス)の舟歌(ゴンドラ)です。
憂いを帯びた美しい曲だなあ、と思います。拙い演奏ですが、聴いていただけると嬉しいです。
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【曲名】:前奏曲15番『雨だれ』
【作曲家】:F. Chopin
【コメント】:水の曲と言えばこれ!直球ど真ん中へ投入させていただきました。ショパンの前奏曲が大好きなので、もうこれしかない!っと、×年前に弾いた曲を楽しく解凍しました♪
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【曲名】:アルメンダレス
【作曲家】:セルバンテス
【コメント】:キューバのピアニスト兼作曲家、イグナシオ・セルバンテスの「キューバン・ダンス(キューバ舞曲集)」の中の1曲。
アルメンダレスというのは、キューバの首都ハバナを通り、キューバの南西部を45キロ余りにわたって流れている大きな川の名前です。川沿いには緑豊かな公園地帯が広がります。曲は、ゆったり心地よいハバネラふうのリズムに乗せて、緩やかに流れるアルメンダレス川や、その周囲の風景を描いています。
ヤマハグランドピアノでの録音です。
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【ピアニスト】:マコさん
【曲名】:映画リトルマーメイドより『パート オブ ユア ワールド』
【作曲家】:アラン メンケン
【コメント】:昔から憧れの曲でした。
水の世界に住むマーメイドのアリエルが人間の男性に恋をする切ない思いがメロディーに溢れています。本当に練習不足なのですが、WEB発表会を諦めたくないので投稿しました。よろしくお願い申し上げます。
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【曲名】:Second Barcarolle
【作曲家】:ゴダール
【コメント】:以前のレアチャレで狸茶さんがゴダールを紹介してくださったのがきっかけでゴダールファンになりました。
フランスののんびりした川で舟を漕いでいるオールから水がピチャピチャとはじけるようなイメージで弾くようにと先生には言われましたが、表現力の乏しい私にはなかなか難しいかったです。
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【ピアニスト】:ルーパーエッグさん
【曲名】:森の精と水神様
【作曲家】:村松健
【コメント】:森の精と水神様:アルバムには曲に対する解説は全くなく、ピアノ曲としては、聴いたことのないタイプの曲想に困惑されるかもしれません。なので、以下のようなイメージで演奏しました。
・・・悩める旅人が森に迷い込む。森の精が現れ、旅人をいざなう。森の精に導かれて小さな滝つぼにたどり着く。滝つぼの水面に、滝を背にして水神様が鎮座している。水神様は旅人に静かに説教し、そして消える。森の精は旅人を帰路に導く。何を説教されたのか旅人はわからなかったが、気分がなぜか高揚している。森の出口が見えたところで森の精は消える。旅人は、森の精や水神様に会ったことも記憶からなくなっているが、どんな困難にも向かっていけるような気がしていた・・・
演奏の方ですが、聞きづらい録音になりました(打鍵の音がピアノの音と同じくらいに響いてしまいました)。
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【ピアニスト】:ルーパーエッグさん
【曲名】:RU・PESHU・PE~峠みちのふもと町~
【作曲家】:村松健
【コメント】:RU・PESHU・PE~峠みちのふもと町~:アルバム発表当時、ご縁があって、村松さんは北海道の留辺蘂(るべしべ)町というところにたびたび訪問されていたそうです。この町の印象を曲にされたのだと思います(たぶん)。RU・PESHU・PEは、アイヌ語でのこの地名の発音だと思います(たぶん。そして、留辺蘂という地名は当て字でしょうか)。
朝もやの中から、峠の先にこの町がうっすらと現れてくるようなイメージの曲です。訪れたことのない土地ですが、原曲では、村松さんは、朝露が水滴となって枝葉からしたたるようなタッチで演奏されています。
私の演奏ですが、メトロノームをつけて演奏してしまいました(しかも曲とシンクロしておりません)。
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【ピアニスト】:ルーパーエッグさん
【曲名】:輝く水,そらへ
【作曲家】:村松健
【コメント】:輝く水,そらへ:アルバムの最後にふさわしいピースです。大河となり海に注いだ水滴が天に上りながら大気と同化していくようなイメージの曲です。この曲に作曲者の死生観を感じます。
わたしの演奏ですが、大変申し訳ありませんが、この曲はまだ、手に馴染んでおらず、冒頭のみの演奏になりました。終曲としての雰囲気を感じていただけたらと思い、エントリーさせていただきました。
今後のWEB発表会に参加させていただく機会がありましたら、改めてこの曲を共有させていただけたらと考えております。
もし、私の演奏を通じて村松さんの曲やこのアルバムにご興味がありましたら、商品レビューになりますが、私よりもっと雄弁かつ的確なリスナーのコメントが参考になるかと思います。
リスナーレビュー(https://www.amazon.co.jp/%E6%B0%B4%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%AE%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E-%E6%9D%91%E6%9D%BE%E5%81%A5/dp/B00005GHZR)
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【曲名】:「モルダウ」連作交響詩《わが祖国》より
【作曲家】:スメタナ
【コメント】:この曲を初めて知ったのは学校の音楽の時間だったと思います。
ピアノ曲以外で興味をもった曲でもあります。曲を聴くと静かな上流の流れから大きく緩やかに壮大な河へと変化していくのが感じられます。
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【ピアニスト】:もとブラス娘さん
【曲名】:渚のアデリーヌ
【作曲家】:P.ドゥ センヌヴィル
【コメント】:リチャード・クレイダーマンの演奏で良く知られた曲ですが、作曲者は、ポール・ドゥ・センヌヴィルという人。
当時センヌヴィル氏が、自身の生まれたばかりの次女アデリーヌの事を思って、「アデリーヌのためのバラード (フランス語での題名)」というタイトルにしたのだそうです。(そういう意味では、今回のもうひとつのお題「子供達への贈り物」にも掛かっています)
「渚」の文字が入っている、という理由でこの曲を選んでしまいました。
フランス語の原題には、渚など海辺や水などを思わせる言葉は無いのですが、曲の中に、寄せては返す波のような雰囲気や、潮風を感じさせる所があります。(私の演奏力では表現しきれているか、心もとないのですが、、、)
お聴き苦しい所が多々ありますが(汗)、どうぞ。
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【曲名】:四季より『6月 舟歌』
【作曲家】:チャイコフスキー
【コメント】:チャイコフスキー『四季』を全曲チャレンジしたいと記事にしたばかりだったので、わたしが『舟歌』を弾くと予想できたかもしれませんね。
譜読み開始から3ヵ月が経過しているにもかかわらずこの程度ですが、、こう少し練習を続けて仕上げていきたいと思います。
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【曲名】:幻想小曲集より「飛翔」op12-2
【作曲家】:シューマン
【コメント】:初めてシューマンの曲に挑戦しました。水のテーマということで、水面から飛び立つイメージ?と無理やりこじつけたのですが、、シューマンの独特な、次々と移り変わる音色が表現できるにはまだまだですが、良かったらお聞き頂けると嬉しいです。
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【ピアニスト】:BB鉛筆さん
【曲名】:Water Dance Ⅰ
【作曲家】:田中カレン
【コメント】:以前、レアチャレで田中カレンさんのWater Dance Ⅲを弾きました。今回はⅠです。Water Danceは、ノルウェーのピアニスト、シグネ・バッケさんが田中さんに委嘱した作品で、3部構成の組曲です。福間洸太郎さんがⅡを弾いていたことで、この組曲を知りました。軽やかに流れる水は、北国に住む身にとっては、春の象徴です。この曲を依頼した、同じく北国のノルウェーのピアニストさんに、親近感が湧きます。今年の冬はキツかったから、特に春が待ち遠しかったです…。
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【曲名】:ピアノのための組曲「水の彩る風景」 第1集 Op.75より 第1曲 2月「つららの雫に息吹くいのち
【作曲家】:小栗 克裕
【コメント】:以前より、個人的に「水」を表題にしている作品に心惹かれておりました。今回、「水の世界」がテーマという事で参加出来ればなと、ちょうどその頃に出会った曲がこの曲集です。
水にまつわる作品が収められておりどれも素敵ですが、練習し始めた頃が2月と言うこともあり、曲集のなかからこの作品を選びました。曲それぞれに短い詩も添えられており、2月の真冬でもない、それでいて春にはまだ遠過ぎる、冬と春のあわいのイメージを曲から感じましたが、自分的にはそこまで表現出来ませんでした。邦人作曲家の作品は初めて取り組みましたが、繊細な音遣いが印象的な作品です。
スマホでの直置き録画のため音質があまりよろしくなく、当日のピアノもソフトペダルの調子が悪く、操作音(スィー…と言う音)も入ってしまい、お聞き苦しくて申し訳ありません。
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【ピアニスト】:いーさんさん
【曲名】:「銀波」より抜粋 テーマ、Var.Ⅰ、Ⅳ、フィナーレ、マーチ
【作曲家】:ワイマン
【コメント】:ワイマンはアメリカのヴァイオリニスト、作曲家で「銀波」は水の戯れを表現した変奏曲ですと書いてあったので、ピッタリだ、全音ピアノ名曲100選の初級にも入っているし、と思って練習を始めましたが、初級を甘く見てはいけなかったです。
かなり苦戦しました。オクターブもはずしまくっているし。
弾けないことにあせりは感じましたが、他のバリエーションも楽しいので、この曲はまだまだ練習を続けたいと思っています。
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【曲名】:大雷雨
【作曲家】:ブルグミュラー
【コメント】:選曲理由は、一度弾いてみたかったから。
曲の解説:同じニ短調で嵐繋がりのベートーヴェンのテンペストは静かに始まるのですが、この曲は最初から大荒れ。遠くで稲光が見えます。
そして、どしゃ降りになり、雷も落っこちてゴロゴロ鳴って、やがて雨雲が過ぎ去って明るい太陽のヒカリが見えて、静かに曲が終わります。自然描写を楽しむ曲だと思います。
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【曲名】:早春賦
【作曲家】:中田 章
【コメント】:歌うように弾く練習のため、童謡を弾くことにしました。『早春賦』は大好きな童謡で、山深い渓流を思わせるようなメロディーを表現してみたかったのですが…歌詞があるので風景は思い浮かぶのですが、演奏で表現は難しい!! でもとても楽しく、懐かしい気分にさせてくれました。
(録画がうまくいかず、途中画像の乱れが入ってしまいました。お見苦しくなってごめんなさいm(_ _)m)
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【ピアニスト】:しまりすさん
【曲名】:宝島 ~ピアノだけバージョン~
【作曲家】:和泉宏隆
【コメント】:吹奏楽でも愛されるこの曲、ピアノを再開した頃いつか弾きたい曲の筆頭にあげていました。当時は全く歯が立たずに諦めておりましたが、今回の「水」テーマを機に再度挑戦を試みました。
どうしても、よっこらしょ~どっこいしょ~というノリになってしまうので逆に焦ってつんのめるという魔のループに見事ハマっておりますが、自分としては不格好でミスだらけでも11年でようやく最後まで弾けるようになった!とうれしい気持ちです。(自己満足ですみません)
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【ピアニスト】:しまりすさん
【曲名】:宝島 ~MIDIに翻弄されてるバージョン~
【作曲家】:和泉宏隆
【コメント】:同上
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【ピアニスト】:あさみさん
【曲名】:エスクアロ
【作曲家】:ピアソラ
【コメント】:テーマ1『水の世界』という事で、私の弾ける曲の中ではピアソラの『鮫(エスクアロ)』が思い浮かんだのが選曲理由です。タンゴのリズムで情熱的に鮫の凶暴な動き、神秘的な雰囲気が表現されているところが好きでお気に入りの曲です♪是非聴いて頂きたいです!