ごあいさつ

第10回ピアノWeb発表会にお越しくださいまして、誠にありがとうございます。
「皆さんの交流する場所が欲しい!」「ピアノを発表する場が欲しい!」と思い付きではじめたピアノWeb発表会も10回目を迎えることが出来ました※こんなに続くとは思ってもみませんでした
ピアノ仲間さんの成長に感化され、情熱に後押しされ、落ち込んだときには励まされて…沢山の思い出をこの場に刻みながら、これからも末永く続けていきたいと思っています。
今回のプログラムは【第一部 ハッピー・クリスマス】【第二部 2023年の記録と記憶】となっております。

【第一部 ハッピー・クリスマス】イエス・キリストの生誕をお祝いする…こともなくプレゼントをもらえるイベントになっていますが、ワクワク感や幸せな気持ちは万国共通?!
子供の頃の記憶を思い浮かべながら皆さんの素敵な演奏を聴いていただければと思います。

【第二部 2023年の記録と記憶】テーマの縛りはなく2023年の記録/記憶として演奏いただきました。
アルバムの写真のように2022年の記憶をとどめていただければと思います

PROGRAM ~ハッピー・クリスマス~

  • 【ピアニスト】:BB鉛筆さん

    【曲名】:サイレント・イヴ

    【作曲家】:辛島美登里

    【コメント】:1990年発表のこの曲、ドラマ「クリスマス・イヴ」のテーマ曲だったそうです。ドラマは未見ですが、曲は聴いていました。
    当時まだ生まれていなかったという人も、どこかで耳にしているのではないでしょうか。
    歳のせい?なのか、心が浮き立つようなクリスマスソングよりも、こういうしっとりした曲の方が、この時期聴きたくなってきました…。

  • 【ピアニスト】:BB鉛筆 さん

    【曲名】:クリスマスの夢

    【作曲家】:エルフリーダ・アンドレー

    【コメント】:スウェーデンの作曲家でオルガン奏者、指揮者でもある作者は、女性が教会オルガニストになれなかった時代に、王立音楽院に行きながら(これも入学が許されず聴講生として)、議会に働きかけ、法改正まで漕ぎ着けて、女性で初めての大聖堂正オルガニストになったというすごい人です。
    でも、この曲は、優しい小品です。スウェーデンのクリスマス、どんななのでしょうね。

  • 【ピアニスト】:chiyさん

    【曲名】:子守歌 Op.33よりNo.5「子供のクリスマスの夢」

    【作曲家】:スーク

    【コメント】:クリスマスの作品は沢山あり迷いましたが、作品名にクリスマスという言葉が含まれるけれど、一風?変わったこちらの曲に惹かれるものがあり、選曲しました。
    曲の冒頭から欧州の霧深い森を彷彿させる(←※私の勝手なイメージです)暗く重い響きが、その作品名からは離れた印象を受けますが、曲を進めるうちにさまざまな展開があり、正しく「夢」を連想させるような、短いなかでも物語を感じさせる作品だな、と個人的に思いました。
    選曲で悩んでいたので準備期間が短く自分が思い描くような演奏にはまだまだ達しておりませんが、少しでも曲のイメージが伝わればな、と思います。

  • 【ピアニスト】:Gariさん

    【曲名】:Christmas time is here

    【作曲家】:Vince Guaraldi and Lee Mendelson, 編曲 Rupert Austin

    【コメント】:お洒落なバーで流れているようなスローなジャズを弾いてみたいのですが、コードを全く知らない私は、きちんと楽譜におこされていないと弾けません。
    そんな私の願いを叶えてくれるのがRupert AustinさんのYouTubeチャンネル。この方のジャズアレンジがすごく素敵なんです。
    楽譜もリンク先から有料で買えるみたいだけど、YouTubeの画面にも全て出ているので、ケチな私はスクリーンショットで無料で楽譜を手に入れて楽しませてもらっています。
    2年前の動画で申し訳ありませんが、クリスマスのテーマで参加させていただきました。

  • 【ピアニスト】:Tomさん

    【曲名】:White Christmas

    【作曲家】:Irving Berlin

    【コメント】:一昨年に参加していたオンラインサークルで、「クリスマスにちなんだ曲」を投稿する事になり、撮影した動画です。
    アプリを利用して、少し遊んでみました。
    普段はクラシックしか演奏しないので、新鮮で楽しかったです。

  • 【ピアニスト】:アンダンテさん

    【曲名】:四季より12月「クリスマス」

    【作曲家】:チャイコフスキー

    【コメント】:クリスマスといったらこれ!! 暖かい暖炉があって、ツリーの周りでみんながダンスしてるみたいな雰囲気。
    例年、クリスマスシーズンになるとこの曲を思い出し、でもあぁ今からでは間に合わない、と過ぎてしまうので今年は気合で突貫工事しました。

  • 【ピアニスト】:ぎんねね さん

    【曲名】:アメイジング・グレイス

    【作曲家】:John Newton

    【コメント】:曲の出だしは静かですが途中から、なかなかカッコイイアレンジになっています。YouTubeで人気のCANACANAさんのアレンジです。

  • 【ピアニスト】:ぎんねねさん

    【曲名】: アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618

    【作曲家】:モーツァルト(リスト編曲)

    【コメント】:学生の時に音楽の授業で歌った記憶があります。リスト編曲ですが静かで穏やかなアレンジになっています。

  • 【ピアニスト】:しまりすさん

    【曲名】:樅の木 Op.75-5

    【作曲家】:シベリウス

    【コメント】:クリスマスの曲はどれもステキで暖かい気持ちになるものが多いですが、あえて凍てつく空気感ただよう曲を選んでみました。
    仙台より北に行ったことの無い私ですが、かつて長野県に住んでいた時、外に干した洗濯物が凍るという事に驚いた記憶がございます。
    シベリウスの祖国フィンランドの冬は想像もつきませんが、厳しいだけではない美しさや静けさ、白色の冷たさ、そして暖かさなどの背景を思い描きながら演奏しました。

  • 【ピアニスト】:ジルさん

    【曲名】:戦場のメリークリスマス

    【作曲家】:坂本龍一

    【コメント】:曲かぶりするかな、と思いつつ、今年お亡くなりになった坂本龍一さんへの追悼の意味も込めて。
    映画は見たことがないのですが、この曲はやっぱり素敵だなあ、と思います。
    拙い演奏ですががんばって弾いたので、聴いていただけると嬉しいです。

  • 【ピアニスト】:私はタワシさん

    【曲名】:クリスマスにバラ咲きて

    【作曲家】:ロベルト・シュトルツ

    【コメント】:「20世紀のヨハン・シュトラウス」 と呼ばれ、多くのワルツやオペレッタを遺し、指揮者としても名声が高かったオーストリアの作曲家、ロベルト・シュトルツ。
    そんな彼が書いたクリスマススの曲です。
    派手さはないけれど、暖かな家庭的な雰囲気の中でクリスマスを迎えるよろこびが伝わってくるような曲です。
    チェコのピアノメーカー・ペトロフのグランドピアノによる録音です。

  • 【ピアニスト】:私はタワシさん

    【曲名】:聖なる夜、恵みの夜

    【作曲家】:Jingren Wu & Weiyu Zhu

    【コメント】:昨年のクリスマスシーズンに、マイブログにアップして好評だった中国のクリスマスキャロルです。当時はFC2動画を使用していましたのが、この機会に、より多くの方にこの美しいカロルを知っていただきたいと思い、改めてYou Tubeにアップし直しました。
    「新韓日讃頌歌」に採録されている楽譜をベースに、一部オリジナルアレンジを加えています。
    お気に入りの、楽器店のカワイのグランドピアノで弾きました。
    なお、作者として二人の名前が連名で挙がっていますが、ふたりとも資料がなく詳細不明です。どちらかが作詞者でどちらかが作曲者もしれません。

  • 【ピアニスト】:ぴあのりこさん

    【曲名】:カッチーニのアヴェマリア

    【作曲家】:カッチーニ 編曲者:内田ゆう子

    【コメント】:今回の演奏曲を探していて、偶然心にとまったのが、このアヴェマリアです。三大アヴェマリアというのがあるのですが、この曲を聴くのは初めてで、厳かであり、心に響く音色が気に入って演奏することにしました。
    モデラートで弾くところが、いつもの練習不足でゆっくりしか演奏できませんでした。ただ、この曲は1音1音ゆっくり響かせながら演奏した方が映えるような気がしました。
    皆さまのクリスマスが、幸せなひとときでありますように…

  • 【ピアニスト】:もとブラス娘さん

    【曲名】:讃美歌136番 『主イエス・キリスト 苦難』

    【作曲家】:J.S.バッハ

    【コメント】:欧米では年末年始の間がクリスマス期間。この間に演奏される事の多いクリスマスにちなんだ楽曲は色々ありますが、J.S.バッハの「クリスマス・オラトリオ」もそのひとつ。
    この楽曲や「マタイ受難曲」等にも引用されている讃美歌136番は、キリストの捕縛から拷問、十字架刑に至るまでの受難と、信者達がそれを受けて、信仰を改めて決意する心持ちが表されています。
    17世紀初頭に、ハンス・レオ・ハスラーの作曲した恋愛的な内容の世俗合唱曲に、パウル・ゲルハルトが中世初期のキリスト受難にまつわるラテン語宗教詩をドイツ語に翻訳した歌詞を当てはめ、1656年に発表されました。
    その後バッハが自作品に引用。「クリスマス・オラトリオ」では、全曲の最初と最後の部分に使われ、最後の部分では長調の華やかなアレンジがなされていますが、受難を通した人間の救済の為にこの世に生誕したイエスへの、バッハの敬虔な信仰心をみて取ることが出来ます。

    血潮滴る主の御頭(みかしら)
    棘に刺されし 主の御頭
    悩みと恥にやつれし主を
    我はかしこみ 君(王)と仰ぐ

    主の苦しみは我が為なり
    我は死ぬべき罪人(つみびと)なり
    かかる我が身に代わりましし
    主の御心は いと賢し

    ここ数年、Twitterのクラシック音楽仲間さん達の影響もあり、クリスマスや受難節などの折に宗教音楽を聴く事が増えました。こちらの讃美歌もその関連で知ったのですが、バッハは何故、自作品にこの曲をよく引用したのだろう、と思っていました。
    実際に弾いてみて、ほぼ常に4声の進行の形を取り難しいのですが、入り組んだ音の形の中に、フィグーラのようなものや調性変化による信仰心の表れも感じさせ、バッハが引用したくなった理由が、少し見えてきた感じがしました。

  • 【ピアニスト】:やぢまさん

    【曲名】:Amazing Grace

    【作曲家】:John Newton

    【コメント】:クリスマスに今まで弾いたことのない曲調(ゴスペル)に挑戦したくて、選曲しました♪

  • 【ピアニスト】:ルーパーエッグさん

    【曲名】:そりあそび/迷子の天使~パウダーブルーの海/DAN-RO-凍りつくよな晩は-

    【作曲家】:Leroy Anderson/村松健

    【コメント】:そりすべり)Leroy Andersonによる原曲はクリスマスとは関係ありませんが、この時期、雑踏の中にいると頻繁に聞こえてくる曲です。ピアノアレンジではイルミネーションの中を踊り歩いているような、クリスマスをイメージさせる編曲が主流のようですが、今回演奏した村松さんのアレンジではタイトルに沿っているように聞こえます。助走、ジョットコースターで下るときに感じるような浮遊感、互いにぶつかりそうになりながらのラストスパート、一斉のゴール、といったシーンが音で表現されているように聞こえます。私の演奏では、転調や手の移動がはげしく、弾くだけで精一杯の演奏となりました。(「ささやくように、祈るように」1992年)
    迷子の天使~パウダーブルーの海)「迷子で天使」では、彷徨う天使のテーマと捉えられる同一音型が終始繰り返され、その中で、不安、悲しみ、焦燥、あきらめ、かすかな希望、絶望,受容といった感情が表現されています。終盤では、激しい慟哭の後、大切なものを失ってしまったかのような静寂となり、そこには天使の姿はなく、これまでの表現は演奏者・聴き手自身の感情の動きであったことに気づきます。動揺した感情を鎮めるために続けて「パウダー…」を演奏しました。流氷が春の日差しを浴びて漂っているような印象の曲です。元アルバム「雪催」でもこの2曲が同順序で配列されています。逆ハッピークリスマスということでよろしくお願いします(お詫び:録音途中で緊急車両の音を拾ってしまいました)。(「雪催-ゆきもよい-」1996年)
    DAN-RO-凍りつくよな晩は-)外の冷たい空気と屋内の暖かさが対比しているような曲です。外が寒いほど、屋内の暖かさにありがたみを強く感じます。感情の細かな動きと力強さが同居しているような曲であり、演奏していると、音楽と自分自身とピアノが一体化する瞬間が訪れるのを感じます。(「雪催-ゆきもよい-」1996年)

PROGRAM ~ 2023年の記録と記憶~

  • 【ピアニスト】:くらぽんさん

    【曲名】:ちょっぴり不満

    【作曲家】:ブルクミュラー

    【コメント】:私は音楽之友社の楽譜を使っているのでタイトルがちょっぴり不満となっていますが、あまい嘆きや小さな嘆きとなっている楽譜もあります。ですがいずれのタイトルも曲のイメージと合わず、どうやって弾いたらいいのか分からずにいました。
    曲もだいぶ仕上がってきた頃、レッスンで先生から はじめの音に宇宙の広がりを感じない?と言われてから、あ、この曲、宇宙のいろんな様子が描かれているとひらめきました。
    星のまたたきや天体衝突、煮えたぎるマグマのようなもの・・・。ですが、いざ動画を撮るとなるとそんなことは吹き飛んでしまいました。

  • 【ピアニスト】:いーさん(1st)、BB鉛筆さん(2nd)

    【曲名】:幻想曲KV608(自動オルガンのための幻想曲)

    【作曲家】:W.A.モーツァルト

    【コメント】:この曲は、モーツァルトが自動オルガンの為に作曲されたもので、ピアノでの演奏を想定していなかった可能性が高いと言われ、他の音楽家がピアノ連弾用に編曲したものだそうです。
    提示部、再現部のアレグロ部分は、フーガのテーマを大切に、展開部のアンダンテ部分は、ゆったりとした3拍子で雰囲気をガラリと変わるように意識をして練習しました。
    アンサンブルが難しかったですが、本番は楽しんで弾きたいと思います。(文責:いーさん)

  • 【ピアニスト】:MINDYさん

    【曲名】:ノクターン 1番 Op9 No1

    【作曲家】:ショパン

    【コメント】:今年一番練習した曲です。1月~4月に計画を立てて練習、4月下旬のピアノのお友達主催の発表会で無事弾くことができました。
    ノクターン1番は昔から大好きな曲で、いつか弾いてみたいと再開当初からの思いが強く、今年仕上げた曲の中で最も思い出深い曲になりました。
    ショパンのノクターンOp9はプレイエル夫人(当時)に献呈されています。
    プレイエル夫人(マリー・モーク)は個人的にタイムトリップしてお会いしたい女性のひとりです。
    特にノクターン1番と3番は、どことなく夫人のファンファタール的な魅力を思わせる耽美的な音の響きがあり、ショパンも彼女の怪しげな美しさに心惹かれていたのではないかと、魅惑的なパリの社交界に思いを馳せながら妄想してしまいます。

  • 【ピアニスト】:Tomさん

    【曲名】:ソナタ13番 D664 Op.120 第3楽章

    【作曲家】:シューベルト

    【コメント】:今年の教室発表会で弾いた曲で、これは発表会前に1人でホール練習した時の録画です。
    弾きあい会など、何回か人前でも弾いたのですが、自分の演奏のあまりのひどさに度々落ち込みました。
    曲を替えたいとか、もう発表会は辞退したいとか思いましたが、どちらも不可能で...
    それから、とてもとても苦労しました。
    苦労が大きかっただけに、心に残る今年の1曲になりました。

  • 【ピアニスト】:アンダンテさん

    【曲名】:ホルベアの時代から「プレリュード」「サラバンド」「ガボット」「エア」「リゴードン」

    【作曲家】:グリーグ

    【コメント】:今年の春、30年以上勤めた会社を退職したのですがちょうどそのころあった発表会なので節目というか記念というか。
    ミスはいろいろあるけどなんかウキウキしてる感じの演奏になってますw
    いろんな曲調の曲が集まった組曲で、弾いていて楽しいです。

  • 【ピアニスト】:ぎんねねさん

    【曲名】:ピアノソナタ「テンペスト」 Op.31-2 1楽章

    【作曲家】:ベートーヴェン

    【コメント】:今年のサークル発表会で弾いてあまりにも酷い出来で落ち込みましたが、今年一番練習した曲なのでエントリーしました。
    この録音は指をグラスでがっつり切った時の演奏です。
    指は痛かったのですが本番の時よりは何倍もマシかなぁと思います。

  • 【ピアニスト】:ジルさん

    【曲名】:アレグロ・アパッショナート

    【作曲家】: サン=サーンス

    【コメント】:高校生の時、初めて聴いて、「かっこいい」「いつか弾けたらなあ」と思っていた曲です。
    私にはとってもとっても難しく、何年か前から手をつけては放置を繰り返していましたが、今年何とか発表会で弾くことができました。
    本来のスピードからは程遠く、おまけに2ページ省略、そして派手なミスタッチや弾き直しありの拙い演奏ですが、今年がんばった曲であることは間違いないので、聴いていただけると嬉しいです。

  • 【ピアニスト】:しまりすさん

    【曲名】:リラの花 Op.21-5

    【作曲家】:ラフマニノフ

    【コメント】:実は前回のWeb発表会「絵」のテーマに合わせて選曲したのですが、全く間に合わなかったので今回の自由部門にエントリーさせて頂きました。
    この曲は、あのピアノ協奏曲第2番が大成功を収めた翌年に書かれた「12の歌曲集」の第5曲で、のちにラフマニノフ自身がピアノ独奏用に編曲したものです。
    新婚ホヤホヤのラフマニノフが(多分)ルンルンで書いた幸せあふれる曲です。

  • 【ピアニスト】:私はタワシさん

    【曲名】:エレジー

    【作曲家】:ニルス・ゲーゼ

    【コメント】:自由部門のコンセプトは「今年もっとも頑張って練習した作品」ということなので、大曲、難曲に果敢にチャレンジされたり、何ヶ月もかけて磨き抜いたお得意のレパを披露されたりする方が多いと思います。
    そんな中、タワシはタワシらしく(!?)見開き2ページの小品で参加させていただきます。自分としてはこれが今年一番練習した曲のような気がします。
    デンマークのロマン派作曲家 ニルス・ゲーゼ(ガーデ)の「水彩画、10のピアノ曲集」(作品19)の第1曲「エレジー(悲歌)」です。
    ゲーゼは、自らの作品の中でも、この「水彩画」という曲集にとくに愛着を持っていたとのことです。
    使用ピアノはペトロフです。

  • 【ピアニスト】:チョコさん

    【曲名】:Friday Night Fantasy (金曜ロードショーのテーマ)

    【作曲家】:ピエール・ポルト

    【コメント】:ピアノ チョコ
    トランペット しろ
    ベース びっち
    ドラム Gian
    ある年代以上は強烈なノスタルジーを掻き立てられる曲。
    ピアノの発表会にコレいいの?というバンド構成ではありますが、この作曲者ピエールさんはピアニストだけあって、もう伴奏のピアノが美味しいオイシイ、美味しすぎます。
    4人もメンバーがいると、紆余曲折、笑いあり涙ありのドラマがありました。私にとってはかなり背伸びをした曲でしたが、仲間がいると1人で出来ないことができるようになり、音楽の可能性も楽しさも4倍でした!
    また、ドラムさんが編集をしてくれて、大変見応えのある動画になっています。
    遠い南の島、小笠原の景色(プロに提供していただきました)もあわせてお楽しみください。ザトウクジラの潮吹き(ブロウ)を見つけられるかも?
    ちなみに画面右上にいるのは特別天然記念物で母島列島固有の鳥、メグロちゃんです★
    いや?音楽って、ほんっっとうに良いものですね。

  • 【ピアニスト】:チョコさん

    【曲名】:きらきら星変奏曲(ショートバージョン)

    【作曲家】:モーツァルト

    【コメント】:小学校卒業までピアノを習っていましたが、その頃から、いつかは弾いてみたいと思う曲でした。
    でも長いし難易度が高いし、と諦めていましたが、わりと易しい部分を抜粋したショートバージョンを見つけたので、挑戦いたしました!
    それでも5分超えは集中力が厳しく……かなりハラハラするお星様となりました。

  • 【ピアニスト】:ねこぴあのさん

    【曲名】:シンフォニア9番

    【作曲家】:J.S.バッハ

    【コメント】:大人(しかも中年)になってから始めたインベンションとシンフォニアが、13年かけて今年全曲終わったので、記念に^^
    シンフォニアに入った時、今までピアノを頑張ってきたのはこのためだったと思うほど夢中になりました。
    それほど楽しく芸術的な作品のシンフォニアですが、全15曲中9番は最もクオリティが高い作品だと思います。つたない演奏であれですが記念ということで^^;

  • 【ピアニスト】:ハリネズミさん

    【曲名】:平均律1巻7番プレリュード

    【作曲家】:J.S.バッハ

    【コメント】:今年取り組んだ曲数は本当に少なく、こういう場にふさわしいものを準備できませんでした。
    ただ、継続して取り組んだ平均律は、自分なりにではありますがかなり頑張ったつもりです。
    中でも1-7のプレリュードは流れるような綺麗なメロディで楽しく弾くことができました。
    バッハの良さが伝われば良いなと思います。

  • 【ピアニスト】:ハリネズミさん

    【曲名】:平均律1巻7番フーガ

    【作曲家】:J.S.バッハ

    【コメント】:トリルがとても難しく、頑張った感満載のお恥ずかしい演奏になりました。なかなか皆様のように仕上げられませんが、宜しくお願い致します。

  • 【ピアニスト】:もとブラス娘 さん

    【曲名】:浪漫飛行

    【作曲家】:米米CLUB(使用楽譜 ヤマハぷりんと楽譜 編曲 鈴木奈美)

    【コメント】:以前、こちらのweb発表会で、「go to トラベル」とか「空の世界」のテーマでやっている時に、エントリーは出来なかったのですが、こっそり練習していたのがこの曲。楽譜は「月刊ピアノ」に載っていた、原曲と同じアップテンポなテイストの編曲だったのもあって、どうにか最後まで弾けたものの、ゆっくりでないと無理。。
    ヤマハのぷりんと楽譜で「美しく響く~」と銘打ったアレンジを見つけ、これならと手を付けるも、ロ長調#5つ、6度を多用したハモり(それが美しい?のですが)、左手の分散和音、終盤にハ長調に移調するも、かといって簡単になるかと言えば。。一度お蔵入りにしていたのですが、思いきって再度チャレンジしてみることにしました。
    やはり、力及ばずな所が多々あり、今回も弾き損じ箇所が散見される事になってしまいましたが、御高覧頂ければ幸いです。

    今年は、今まで行った事の無かった場所や催しに出かける事が出来て、学びの機会が色々とあった年でした。思いきって県外の離れた地域で行われた演奏会に出かけ、そのついでに、SNSで何年かやり取りをさせて頂いている音楽好きな方に、お会いする事も出来ました。
    また、以前職場で一緒だった方で、日本画系の美術作家さんが居るのですが、その方が秋に開催した個展の際に、先輩格の美術作家さんに教えを乞いに、その方がお住まいの地域まで旅をした、という話を聞きました。

    「浪漫飛行」を練習している時、これらの旅にまつわる事が心に浮かんできました。
    憧れのあの場所や人に出会いに、行ってみようか、、と迷う気持ち、何かに背中を押され、思いきって出かけてみようという決心、旅先での心躍る出会い、全てが終わった後、懐かしく思い出しながらも、心の中にしっかりと思い出が残っている。。練習していく中でイメージしていったそんな諸々を感じ取って頂ければ。。

    「君と出逢ってから 幾つもの夜を語り明かした」、、かつさんや他のピアノお仲間の皆さんとも、いつかお会い出来ればいいなぁ、と想いながら。

  • 【ピアニスト】:ルーパーエッグさん

    【曲名】:Ange De Sieste

    【作曲家】:村松健

    【コメント】:曲のタイトルは「天使の昼寝」といった意味かと思われますが、本曲は夏をイメージした曲集の「SWIMMIN'」に収められており、夏の情感が表現されています。
    聴いて以来、自身が聴いてきた、この世に存在するあらゆる曲の中で最も好きな曲となっています。
    海べりに住む人たちの民謡が聞こえてくるようで、聴くたびに自分のDNAにまで音が浸透していくような感覚が得られます。
    原曲はピアノソロではないため、聴く側として、全く演奏してこなかったのですが、今年初めて取り組んでみました。
    ソロとして演奏してみましたが、自身の演奏でもずっと聴いていられます。ぜひ共有させていただきたく、エントリーさせていただきました。(「SWIMMIN'」1991年)

  • 【ピアニスト】:狸茶(りさ)さん

    【曲名】:コルドバ

    【作曲家】:イサーク・アルベニス(Isaac Albeniz)

    【コメント】:アルベニスの小品集「スペインの歌」より第4曲の「コルドバ」を選曲しました
    コルドバはアンダルシア州にある古都で、世界遺産に登録されており、アルベニスのお気に入りの都市のひとつだったそうです。
    真っ青な空、降り注ぐ太陽、白壁の家に鮮やかな花々が咲き乱れる中庭(パティオ)の美しさでご存じの方も多いのではないでしょうか。
    この曲では華やかさというよりはどちらかというといぶし銀のような古都のイメージでしょうか。冒頭部は教会の鐘の音で始まり、そしてムーア風のセレナーデ、そしてフラメンコを思わせるリズムで躍動感をもって曲が進みます。
    石畳の古い街で踊り子が踊っているような、そしてまた教会の鐘の音が聞こえて・・・少し哀愁を感じつつ、そんなイメージで弾きました。
    つたない演奏ですが聞いていただけたら幸いです。